売主と仲介の違い

新築一戸建ての購入を検討しているときに物件情報を見ていると、「売主」「仲介(媒介)」「販売代理(代理)」という言葉が出てくることがあると思います。意味が大きく異なってくるので、これらはちゃんと知っておきましょう。

まず、売主物件は不動産業者が自ら土地を仕入れ、建物の設計・施工まで行って販売しているものになります。物件を所有している売主と買主との間に誰も介入しないので、仲介手数料がかかりません。売主物件だと物件の工法などの詳しい情報を知ることができ、空室状況も把握しやすくなります。紹介してもらえる物件数は限られてしまいますが、新築物件の場合は瑕疵担保責任が義務づけられているためアフターメンテナンスも万全ですし、それだけ責任を持って物件を紹介してくれます。

そして仲介は売主と買主の間に業者が入り、業者がそれぞれを引き合わせて条件などの調整を行います。契約が成立した際には、物件価格の3%+6万円(税別)を仲介手数料として業者に払わなくてはいけません。たくさんの物件情報を手に入れられますが、その分詳しい情報を得られない可能性もあります。

売主物件は、その不動産業者の個性が出ます。新座市の不動産を扱うマイタウン西武が手掛けているメモリエシリーズもその1つ。メモリエはメモリーと家を掛け合わせた造語で、思い出・記憶に残る家というコンセプトで施工されています。特殊な金属膜でコーティングされたLow-E複層ガラスを使っており、夏は太陽熱を侵入させず、冬は暖房熱を逃がしません。ガラス表面の温度は約3℃も下がるので、冷暖房効果がグッとアップ。環境面も重視した売主物件に仕上がっています。

売主と仲介、それぞれにメリットとデメリットが存在します。狭く深く情報の質を重視して物件選びをしたい方は売主、広く浅く情報の量を重視して物件選びをしたい方は仲介を利用するのがいいのではないでしょうか。

Handshakes with customer after contract signature