中古マンションの購入

公的年金の信頼が薄らいでいる中で、毎月安定した家賃収入が見込める不動産投資が注目されています。
日本経済が回復から成長へと歩を進めている中でも、金利は以前として歴史的な低水準にあり、預貯金の魅力が下がる一方で、初期投資を借り入れで調達する賃貸経営には追い風ともいえます。

賃貸経営のポイントは物件選びですが、立地が良くて築年数が経過している中古マンションは、比較的少ない投資金額で高利回りが期待できます。
物件選びをしていて、立地が良くて面積も広いのに、何でこの価格と思うほど割安な物件に出あうことがあります。
土地の権利が所有権ではなくて借地権、中でも定期借地権の場合、借地契約の期間が終わると、更新することができずに建物は取り壊されてしまいます。

購入価額自体が割安なので、家賃収入で回収できる場合もありますが、借地期間の残りが短くなった定期借地権マンションは、売却が難しかったり、きわめて安くなってしまいます。1000万円で買って、家賃収入がトータルで1200万円になるなら、最後は0になってもいいですが、家賃収入が投資金額を下回った場合、最後の処分価格は0なので気を付ける必要があります。

とはいえ、将来の処分価格は予想困難なので、初めから0を前提に投資利回りを計算して、プラスになるなら掘り出し物です。